田村歯科
 
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Q115. 健康保険でできるつめ物

奥歯の虫歯を充填する予定が3本ありまして、脇まで欠損した大きな穴のものが2つと、歯の真ん中の部分だけのものが1本です。
保険が使える充填材の中で、身体に最も害が無いと思われる材料を教えていただきたく存じます。


A. 保険のつめ物(充填材)には大きく分けて4種あります。

(1)コンポジットレジン系
(2)グラスアイオノマー系
(3)アマルガム
(4)インレー、アンレー、クラウン

(1)・(2)は白色、アマルガムは銀色です。

(1)のコンポジットレジンは乳歯のつめ物に多用されていますが、プラスチック系のつめ物ですので、微量ながらビスフェノールA(環境ホルモン)が含まれているものがあります。
ビスフェノールAを含んでいないコンポジットレジンも出ていますので、そうした点に関心のある先生を見つけた方が良いと思います。
歯科用充填材に含まれるビスフェノールAは、現在の研究では体の中に溶出することはないだろうと言われています。しかし、一番安全なのは、そもそもビスフェノールAを含んでいない材料を使うことだと思います。

(2)のグラスアイオノマーは環境ホルモンは含まれていませんが、強度が弱いので場所によってはかなりの確立で割れてきます。

(3)のアマルガムは私は論外だと思います。

穴が大きくなると、つめ物(充填材)では間に合わず、金属のかぶせ物(4)(インレー、アンレー、クラウン)などの方が好ましい場合もあります。
これらは 型どりしてつくることになりますので、最低でも2回以上の回数がかかります。
材質は、保険の場合、多くは「12%金銀パラジウム」と呼ばれる合金です。
組成は金12%、銀50%、パラジウム20%、銅16%あたりが平均的な所です。

歯のつめ物には各々特性があり、虫歯の状況、歯の形、咬み合わせの状態などによって選択すべきものです。
患者サイドから一方的に材料を指定されると、歯科医はとても困ります。

あなたにとって賢い選択は、歯科医に根堀り葉堀り聞いて材料を指定するより、こうした点を配慮してくれる信頼できる歯科医を見つけ出す事だと思います。


 

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