さらに私は、竹炭マッサージ前後の赤血球の形の変化を調ベ、目に見える形で効果を確認することにしました。そもそも赤血球は、一個一個がきれいなだ円形をしており、その弾力性によって自在に形を変えながら血液中を流れていきます。
ところが体調が悪いと、赤血球の形はいびつになり、弾力性も低下して、動きそのものも鈍くなってくるのです。 しかし、腕(先の実験の1)の場所)を15分ほど竹炭で軽くこするようにマッサージをしてもらい、再ぴ採血をして赤血球を見ると、形も、赤血球の重なりも、 目に見えて改善されたのです。
よく針などのツボ治療は、血行をよくする作用があるといいますが、こうして赤血球の形が改善されれば、血液はサラサラとして流れやすくなります。
つまり竹炭マッサージにも、針治療と同様に血行を促す効果のあることがわかったわけです。なによりこの竹炭マッサージのいい点は、ツボの知識がなくとも、その場で簡単に気や血液の流れを改善させられるところにあります。
竹炭自体、食べても害がない安全なものですから、家庭療法には非常に適した方法でしょう。
口腔内やあごの調子が悪いときは、竹炭の外側の部分が皮膚に当たるようにして、手の親指の甲側からひじまでを、軽く細かく15分ほどこすってみてください。 もし、そのライン上に冷たい場所があれぱそこを重点的に、よくわからなければ手の甲の親指と人さし指のまたの下方から手首にかけてを入念にこすります。 ここには口腔関連部位の異常が最も現れやすい合谷というツボがあります。
この竹炭マッサージで意外に大きな効果が期待できるのが、顎関節症に伴うあごの痛みです。早い人では、5分ほどマッサージするうちに痛みは消えてくるようです。 ムシ歯は悪いところを削るしか治す方法はありませんが、一時的な歯痛の緩和には役立ちます。
歯肉炎や口内炎、抜歯後の痛みなどにも、竹炭マッサージは有効です。また、腕だけでなく、患部の周辺をマッサージするのも一つの方法です。 腰痛、肩こりなど、口腔周辺以外の症状の場合は、こうして患部を直接マッサージするとよいでしょう。
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