田村歯科
 
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体の痛みから顎関節症まで改善し
血液もサラサラにするとわかった竹炭マッサージ

■67%の人の痛みが改善した

 私は10年ほど前から、自らを自然歯科医と称して、食養生や針治療などをとり入れた歯科治療を行っています。 その自然歯科という分野で、ここ数年、輿味を持って研究しているものに竹炭があります。

 炭を持つと手にじんわりとした温かさが伝わりますが、これは炭の気(一種のエネルギー)によるものだと思います。 炭のなかでも竹炭の気はとくに強いと聞き、これを上手に利用すれば、針治療などと同様に、体内の気の流れをよくして免疫力(病気に打ち勝つカ)を向上させ、 痛みの改善や治癒を早められるはずだと考えたのです。

 そこで、角を丸めた竹炭(15X4cm大)を使い、口腔内およぴその関連部位(首や肩など)に痛みのある患者18人に、

(1)手の甲側の親指からひじにかけてのライン
(2)強いこりの見られる首肩部
(3)痛みを件う患部周辺

…を全部で15分ほど肌の上からマッサージしてもらい、前後の痛みの変化を調べました。すると、痛みが改善した人は66.7%にもおよぶという、驚くべき結果が出たのです。 なかには、「慢性リウマチで、数年来動かなかった手の指が動いた」という人もいました。また、マッサージ部位(1)の、親指からひじにかけては大腸経という経絡(東洋医学でいう気の流れる道すじ)が走る場所で、口腔周辺に異常があると、このラインに 沿って冷えなどの反応が現れます。

 こうした冷えが改善されれば気の流れもよくなっている証拠ですが、この実験では被験者の77.7%もの人が、マッサージ後に手が温かくなったといっていたのです。

 

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■あごの痛みにはとくに効果がある

 さらに私は、竹炭マッサージ前後の赤血球の形の変化を調ベ、目に見える形で効果を確認することにしました。そもそも赤血球は、一個一個がきれいなだ円形をしており、その弾力性によって自在に形を変えながら血液中を流れていきます。

 ところが体調が悪いと、赤血球の形はいびつになり、弾力性も低下して、動きそのものも鈍くなってくるのです。 しかし、腕(先の実験の1)の場所)を15分ほど竹炭で軽くこするようにマッサージをしてもらい、再ぴ採血をして赤血球を見ると、形も、赤血球の重なりも、 目に見えて改善されたのです。

 よく針などのツボ治療は、血行をよくする作用があるといいますが、こうして赤血球の形が改善されれば、血液はサラサラとして流れやすくなります。
つまり竹炭マッサージにも、針治療と同様に血行を促す効果のあることがわかったわけです。なによりこの竹炭マッサージのいい点は、ツボの知識がなくとも、その場で簡単に気や血液の流れを改善させられるところにあります。
竹炭自体、食べても害がない安全なものですから、家庭療法には非常に適した方法でしょう。

 口腔内やあごの調子が悪いときは、竹炭の外側の部分が皮膚に当たるようにして、手の親指の甲側からひじまでを、軽く細かく15分ほどこすってみてください。 もし、そのライン上に冷たい場所があれぱそこを重点的に、よくわからなければ手の甲の親指と人さし指のまたの下方から手首にかけてを入念にこすります。 ここには口腔関連部位の異常が最も現れやすい合谷というツボがあります。

 この竹炭マッサージで意外に大きな効果が期待できるのが、顎関節症に伴うあごの痛みです。早い人では、5分ほどマッサージするうちに痛みは消えてくるようです。 ムシ歯は悪いところを削るしか治す方法はありませんが、一時的な歯痛の緩和には役立ちます。

 歯肉炎や口内炎、抜歯後の痛みなどにも、竹炭マッサージは有効です。また、腕だけでなく、患部の周辺をマッサージするのも一つの方法です。 腰痛、肩こりなど、口腔周辺以外の症状の場合は、こうして患部を直接マッサージするとよいでしょう。



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■竹炭の効果

 なお、竹炭には湿度の調整、防臭、防虫効果や、建物全体の気の流れをよくする効果があるそうで、私の医院では一昨年の春、床下に炭を敷きつめる敷炭を導入しました。 それ以来、カゼをひいたり体調不良を訴えたりする職員が激減し、患者さんの治りも早くなるなどの不思議な現象が起こっています。

 この敷炭を行っている医療機関は、徐々にぷえつつあるそうです。みなさんも、まずはマッサージに便ってみる、あるいは部屋の片隅に置いてみるなど、気軽な気持ちで竹炭を利用してみてはいかがでしょうか。

 

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